ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.9.13 08:54日々の出来事

笹さんと電話して

昨夜、笹さんと長い時間、電話することになったのだが、
わしは「KATTENA」のプレ創刊号と、正式創刊号を
ていねいに比較してみていない。
笹さんはそれを見て、ちぇぶがやったことは校閲の範囲
を超えていて、もはや編集作業になっているので、大変
だったと思うと同情していた。

笹さんが編集作業までやってしまうと、もはや道場が
作った冊子になってしまう。
そこまではやってはいけない。
あくまでも「KATTENA」は門下生の一人が自主的に
勝手にやっている冊子であり、例えば同じような主旨の
冊子を他の門下生が作ってもOKなのだ。

したがって笹さんはあくまでも面白がって校閲くらい
やってあげるというくらいのスタンスで、関わる。
その際、シュウの文章力を上げる指導をしながらやる
ということなので、一冊つくるのに時間がかかるかも
しれない。

ちぇぶは口調が強すぎて、関西には怖がられているが、
実は「KATTENA」制作に関しても、関西の門下生
よりは深く協力している。
しもPもカレーも、そこを再認識してほしい。
ちぇぶが「私に迷惑をかけるな」というのは本当なのだ。

そこまでちぇぶがやるのは、小林よしのりの名を汚し
たくないという責任感からなのだ。
ありがたいが、そこまで考えなくていい。
冊子はあくまでも門下生が「勝手に」やっているもので、
シュウが漫画を描けるから、人が楽しめるレベルには
なっている。

わしは「自主的にやりたい」という門下生の気持ちは
尊重したいので、門下生の中で不和が起こるのは本意
ではない。
わしがちぇぶの口調を直す教育をするので、笹さんは
シュウの文章力を上げてほしい。

幸いにも笹さんは「ゴー宣道場」の全国の設営隊の
動きを「まるで明治の自由民権運動みたいで奇跡的だ」
と評価していて、自分も積極的に関わりたいと思って
くれている。
だから10月6日の「聞造会」に通り掛かりたいそうだ。
喜んで迎える。
ただし、師範会議のように美味いものは食えないよ。

その日は来年の「ゴー宣道場」の展開や、今後の警備
の問題、そして12月8日の「愛知ゴー宣道場」に
ついても話さなければならない。
支部が増えたので、「ゴー宣道場」の開催地・開催日
を割り振るのは大変だ。
だが、有能な人材が出てきてもいるので、将来的に
「ゴー宣道場」がこの国にインパクトを与える存在に
なるかもしれない。
少なくとも、ニヒリズムを超える集団にはなるだろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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